デローザ TEAMをフラットバーロード化
実に5年半ぶりの更新である。誰にも期待されずに待望もされずに更新する。
2014年の6月に乗ったきり、一切乗ることもメンテナンスさることもなく、部屋に吊るされたままだったデローザのアルミロードバイク、TEAM。
この2008年式のTEAMは非常によくできたアルミロードバイクで、溶接痕をすべて研磨した美しく滑らかフレームに、当時のデローザらしくハンドメイドペイントが施された一品。これもまたデローザらしく塗装面はぶつけるとすぐ剥離するのもご愛嬌。
5600の10速の105で組まれた私のTEAM、乗っていないため手放す事も考えていたが、いきなりフラットバーロード化することを思い立った。
いきなり、楽ちんお散歩ロードバイクを作りたいと思い立ったのだ。
お金をかけない事を前提に、パーツ選びを始める。
まず、5600の10速105のリアディレイラーとフロントディレイラーを引けるフラットバー用のシフターを選定。
同じ105でも、5700用のものは互換がないようだ。決定したのはこちら
ティアグラの10速用フラットバー用シフター「SL-4600」
上記リンクは右側、つまりリアシフトのみ。当初は前後シフター操作を行うつもりだったが、フロント変速は捨てることにした。つまりフロントディレイラーは撤去してインナーのみで回すことにする。コンセプトは街乗り楽ちんロードなのだ。アウターで汗臭いガチ漕ぎなんてしないのである。
次はブレーキレバー。装着されているのは105のキャリパーブレーキである。
ブレーキレバーなんてなんでもいいような気もしたので、同じティアグラグレードの「BL-4700」を購入。こちらは勿論左右セットである。
ハンドルバーとグリップゴムは無名の安物をAmazonで購入した。
ちなみに、ハンドルバーはステム部が「31.8mm」、シフター&ブレーキ取付部は約「22.2mm」でなければいけない。
昔の私だったら、絶対に選ばないようなメーカー不明の中華カーボンライザーバーと、安いだけが取り柄のようなグリップゴムだが、今回は金をかねないのもコンセプトだ。
ということで、部品が届いたのでサクサク交換した。特に画像は無い。
作業といっても付いている物を撤去して、買ったものを取り付けるだけである。注意点は、ブレーキレバーのワイヤー取り付け位置をキャリパーブレーキ用の位置に変更するぐらいである。
完成。
フロント周りがいきなり軽快になった。
ハンドルバーに貼られているのは、ロードオーバーのカッティングステッカー。
なんだか黒すぎて寂しいから貼った。
フロントディレイラーを撤去し、フロント変速シフターも無いので少々寂しい感じもするが、乗ってみると実に軽快、姿勢は楽ちん、最高である。
シフターも全く問題なくカチカチ軽快に決まる。
ブレーキも全く不安は無い。
いざとなれば遠乗りもこなせて、街乗りも最高なポタリングロードバイク。
3年前にヘルニアを患い、以前のような本気走りができなったため、自転車から気持ちが離れていたが、久々に自転車をイジることで、楽しく感じてきた。
現状でも全く問題は無いが、次はちゃんとしたパーツを使ってまともなフロントシングル化にしてみようかな。